細胞? 微生物? 地球外生命体??
正体不明の「ナニカ」が、くっつき離れ、増えては減り、はしゃぎ回る子供のように動き続けている。
そこには「生命が生きている」という、当たり前で忘れがちな、生きるものにとっての根源的喜びが描かれているのであろう。まるでわたしたちの細胞ひとつひとつがそれに応えて踊り出しているような、不思議な多幸感を感じる短編アニメーションとなっている。
1年間、毎日1秒(24コマ)のアニメーションを発表する「WONDER 365 ANIMATION PROJECT」によって生み出された8760枚の原画を元に作られた本作。パスカルズによるオリジナル楽曲は、わたしたちの心を解放し、癒し、喜びを与え、希望へと導く。
前作『MODERN No.2』がベネチア国際映画祭オリゾンティ部門で喝采を浴び、世界最大のアニメーション映画祭アヌシーで音楽賞を受賞した、日本を代表する抽象アニメーション作家、水江未来による待望の最新作をお見逃しなく!