水江未来監督作品 『ワンダー・フル!!』

MOVIES

INTRODUCTION | 水江未来監督作品 ワンダー・フル!!WONDER FULL!! 14MOVIES | 水江未来監督作品 ワンダー・フル!!WONDER FULL!! MUSIC | 水江未来監督作品 ワンダー・フル!!WONDER FULL!!

INTRODUCTION

30カ国200を越える映画祭で上映、愛され続ける
アヌシー国際アニメーション映画祭最優秀映像音楽賞!
ベネチア国際映画祭オリゾンティコンペ部門正式上映!
アニフェスト国際アニメーション映画祭 ミュージックビデオ部門最優秀賞!
ロッテルダム国際映画祭スペクトラム部門正式上映!
水江未来監督作品

世界がもっとも熱い視線をそそぐ日本人アニメーション作家・水江未来!

2011年に『MODERN No.2』がベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門正式上映、翌年にはアヌシー国際アニメーション映画祭で最優秀映像音楽賞を日本人初受賞など、世界32カ国、200以上の映画祭がこぞって上映!水江未来は、映画、アート、実写、アニメの枠を超え、いま世界がもっとも熱い視線をそそぐ日本人アニメーション作家だ。『ワンダー・フル!!』は、そんな水江の作品を一挙に紹介する日本初の試みとなる。

噂のノンナラティブ・アニメーションムービー、日本初お目見え!

あらゆる生き物が空を舞い、細胞が踊り、都市が原生動物に変容し、馬も人間も誕生する。水江のスタイルは、ストーリーで頭に理解させるのではなく、身体に浸透し真実を紡ぎだす。スクリーンに小さな生命が踊りだし、映像と音楽のコラボレーションが繰り広げられる。それは、「キュートな細胞アニメ」とも「世界平和の最終兵器」とも称される。国境も性別も年齢も凌駕する、歓喜に満ちた生命のシンフォニーを堪能。世界はハッピーが好きだ。

パスカルズが音楽をつけた最新作『WONDER』を含む14作品上映 

2003年大学在学中の処女作にして世界デビュー作、音と画の連鎖が作る『FANTASTIC CELL』から、2012年4月1日から1年365日毎日1秒分(24コマ)を手描きしパソコンに取り込んで動かし、毎日発表した実験的試みに、パスカルズが音楽を担当した話題の最新作『WONDER』までの14作品を自ら選び編集しサウンドと画角を調整、コンセプトアルバム映像として長編作品化した。

本編内作品順は、JAM 2009年/minamo 2003年/FANTASTIC CELL 2003年/METROPOLIS 2009年/TATAMP 2011年/TRIP!-TRAP! 2005年/MODERN 2010年/LOST UTOPIA 2007年/DEVOUR DINNER 2008年/MODERN No.2 2011年/Adamski 2008年/PLAYGROUND 2010年/AND AND 2011年/WONDER 2013年

2013|日本|カラー|DCP(一部BD)上映|2.0ch|79分予定|©2014 CALF|配給:マコトヤ+CALF

 
INTRODUCTION | 水江未来監督作品 ワンダー・フル!!WONDER FULL!! 14MOVIES
         | 水江未来監督作品 ワンダー・フル!!WONDER FULL!! MUSIC | 水江未来監督作品 ワンダー・フル!!WONDER FULL!!

MOVIES

 
  • 『WONDER』
    2013年/8分 『WONDER』2013年/8分 音楽:パスカルズ  プロデューサー:廣瀬秋馬 岡本珠希 協賛:にしすがも創造舎 助成:ロゴ 文化芸術振興費補助金 製作:CALF, CaRTe bLaNChe ©CALF – CaRTe bLaNChe – Mirai Mizue - 2013 【劇場初】
    2012年4月1日から1年間365日、毎日1秒分(24コマ)を手描きしパソコンに取り込んで動かし、毎日発表した実験的試みに、パスカルズが音楽をつけた。細胞?微生物?地球外生命体?? くっついては離れ、増えては減る。はしゃぎ回る子供のように動き続ける正体不明の「ナニカ」に、高揚し心が解き放たれた先に、希望が見えてくる。水江未来待望の最新作。
    『WONDER』
  • 『AND AND』
    2011年/6分50秒 音楽:松本亨 ©Mirai Mizue
    パリコレ等の音楽を手がける松本亨の楽曲とのコラボレーションによる生命の曼荼羅。チェコ・アニフェスト国際アニメーション映画祭ミュージックビデオ部門最優秀賞受賞。
    『AND AND』
  • 『MODERN No.2』
    2011年/4分08秒 音楽:twoth カラーデザイン:水江未来 銀木沙織 ©Mirai Mizue
    アイソメトリックな世界で展開する「MODERN」シリーズ第2弾。人間がもたらす連なる運命の美しさと哀しみを直線と色面によって描き、長編実写に混じってベネチア国際映画祭オリゾンティコンペティション部門正式上映。アヌシー国際アニメーション映画祭最優秀音楽賞受賞。
    『MODERN No.2』
  • 『TATAMP』
    2011年/5分38秒 2011年/5分38秒 音楽:twoth 共同監督:須田伸一 ©Mirai Mizue 【劇場初】
    アニメーションは音楽だ!作曲するように組み立てた実験的な作品。音に合わせて細胞が現れ、消えていく。細胞の奏でるシンフォニー、細胞オーケストラ・ショーの開幕。
    『TATAMP』
  • 『MODERN』
    2010年/6分40秒 楽:水江未来 ©Mirai Mizue 【劇場初】
    縦と斜めの直線しか存在しないアイソメトリックな世界での、実験的でストイックな抽象アニメーション。飛騨国際メルヘンアニメ映像際2010準グランプリ受賞。
    『MODERN』
  • 『PLAYGROUND』
    2010年/3分50秒 ©Mirai Mizue
    画と音によるリズム、そして手描きでしか表現出来ない、流れるようなイマージュの見事な合体。無邪気な子どもの遊びさながら、形を変え続ける生物。
    『PLAYGROUND』
  • 『METROPOLIS』
    2009年/4分45秒 ©Mirai Mizue 【劇場初】
    目がくらむ!都市は直線だけで構成される巨大で冷徹な生き物。ソウル国際マンガアニメーション映画祭の依頼により制作。
    『METROPOLIS』
  • 『JAM』
    2009年/2分46秒 音楽:Kai&Co ©Mirai Mizue 【劇場初】
    一度まれた生命は、一緒になったり喧嘩をしながら、止めどなく増え続ける。画が、音楽が、いつしか世界を覆い尽くす。生命はいつだってジャムセッション。
    『JAM』
  • 『DEVOUR DINNER』
    2008年/10分 ©Mirai Mizue 【劇場初】
    食べて食べられ、また食べて。細胞たちが形を変えて生き続ける様はユーモラスだけれどホラブル。スペイン・アニマドリード準グランプリ受賞。
    『DEVOUR DINNER』
  • 『Adamski』
    2008年/4分 ©Mirai Mizue 【劇場初】
    ある日、散歩道を実写してみた。まーるい窓からのぞく風景がぐんぐん進む、僕はUFOに乗ってきたんだ。
    『Adamski』
  • 『LOST UTOPIA』
    2007年/5分 音楽:中村ありす ©Mirai Mizue 【劇場初】
    人間の元祖、禁断の実を口にして楽園を追われたアダムとイヴがモチーフ。
    『LOST UTOPIA』
  • 『TRIP! TRAP!』
    2005年/5分 音楽:中村ありす ©Mirai Mizue 【劇場初】
    あらゆる画材と絵柄で描く、私たちの現実世界は、これほどまでに多様で複雑。
    『TRIP! TRAP!』
  • 『Minamo』
    2003年/2分23秒 ©Mirai Mizue 【劇場初】
    水彩絵具の競演。溶けて、混ざって、流れて、弾ける。即興と偶然を手法とした、水江未来の原点。
    『Minamo』
  • 『FANTASTIC CELL』
    2003年/6分45秒 ©Mirai Mizue 【劇場初】
    多摩美術大学3年生で作った処女作。広島国際アニメーションフェスティバル正式上映。細胞とアニメーションの出会い。楽しい抽象アニメーション作家・水江未来の誕生。
    『FANTASTIC CELL』
 
INTRODUCTION | 水江未来監督作品 ワンダー・フル!!WONDER FULL!! 14MOVIES | 水江未来監督作品 ワンダー・フル!!WONDER FULL!! MUSIC | 水江未来監督作品 ワンダー・フル!!WONDER FULL!!

MUSIC

 

パスカルズ 『WONDER 』

トイピアノ、ピアニカ、バイオリン、バンジョー、ノコギリ、おもちゃ等、様々な楽器を使うアコースティックオーケストラ。独特の開放感を持つサウンドは、大きな雲のように動き出す。1995年1月、ロケット・マツを中心に活動開始。14人編成のメンバーには、元「たま」の知久寿焼と石川浩司も参加している。2001年2月にフランスでCD「Pascals」がリリースされる。デリケートなメロディや冒険心、遊び心などが評価され、ル・モンド紙、テレラマ誌、レザンロキュプティプル誌の月間一押し推薦盤シールを獲得。以降、ヨーロッパでのツアーは5回におよび、海外のファンを増やしている。大林宣彦監督の映画『この空の花―長岡花火物語』(2012)挿入曲の作・演奏、『野のなななのか』(2014 春公開予定)主題曲の作・演奏、ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出の演劇『祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~』(2012)音楽を担当、など、活動は多岐に渡る。

twoth 『TATAMP』『MODERN No.2』

演奏、録音、サンプリング、編集などをすべて自分一人で行なう。いくつかのバンドを経て、Twothとして活動をはじめる。2006年にPowershovel Audioからデビュー。現在までCDをコンピレーションを含め6枚リリース。楽曲提供、編集などで4枚リリース。共演者として、植野隆司(テニスコーツ)、竹久圏(KIRIHITO,GROUP)、環ROY、福岡史朗、KA4U(MIDI SAI)、イギリスのDirectorsound、イタリアのDJ Qbico(QBICO RECORDSのオーナー)など様々。JAZZ界の稀代のトランペッターFreddie Hubbard / Vision “Redescription of his story 1970-1974”のアルバムに楽曲を提供するなど国内外を問わず活動をしている。CD制作以外の活動として、NOZOMI ISHIGUROのコレクション音楽、YEAH RIGHT!!の音楽と演出、MUVEILの展示会の音楽などファッション関係の音楽を担当。アートやアニメーション、映像関係にも多数楽曲を提供。財団法人日本ユニセフ協会とJ-WAVEの共同企画”世界の赤ちゃんを守るためのプロジェクト「Happy Birthday Download for Children”の「Rosokun」アニメーションの音楽を担当。

松本亨 『AND AND』

これまでに、映像作家アレッサンドロ・ティネリ、音楽家ダニエル・カルマシーノらと共に、パリコレクション2010秋 冬、DAMIR DOMA のコレクション音楽の担当や各方面への楽曲提供、コラボレーションを行ってきた。エレクトロサウンドから現代音楽に至る多様なジャンルを自在に行き来するボーダレスなサウンド。自身のシングル「AND AND」では緻密なソングラ イティング/アレンジの力はそのままに自身のバンドではまず聞く事のできないPopワールドを展開し、前衛的・実験的要素を吸収しながら Electro や Hiphop アプローチで介した作品などやりたい放題だが、こだわりが一貫してそれら多種な音楽を独自の音として統一させている。サダキチ・ハルトマン的国籍不問のアーティスト。

 
ページトップへ